お父さんのためのTurbo NAS講座 -ファイルサーバ編-



前回のお父さんのためのTurbo NAS講座 -基本設定編- ではTS-220にログインして時刻やネットワーク、通知などの基本的な設定をするところまで行いました。

今回はいよいよTurbo NASの基本機能であるファイルサーバ機能の設定を行います。

ファイルサーバ機能でやりたいこと

お父さんのためのTurbo NAS講座 -構想編- で書いたとおり、我が家にはWindows/Mac/Linux/iphone/Androidと色々な端末があるので、それぞれの端末からTurbo NASを使ってファイルをやりとりしたいのと、私と嫁さんでユーザーを分けてそれぞれの個人フォルダと2人がファイルを受け渡すのに使う共有フォルダを作ることにします。

個人ユーザー作成

まずはTurbo NASにアクセスするための個人ユーザーを作成します。

[コントロール・パネル] –> [特権の設定] –> [ユーザ]に進み、[作成] –> [ユーザの作成]に進みます。

出てきたユーザ作成のウィンドウに「ユーザ名」「パスワード」を入力します。
その他の設定はイジる必要はないので、「作成」をクリックします。

Turbo NAS ファイルサーバ編_01_ユーザ作成

私と嫁さんのユーザーを作っておきます。
(ついでにRead権限しか持たせないeveryoneユーザーも作っておきました。例えばPS3やiPadから動画を再生する用)

共有フォルダ作成

個人フォルダはユーザ追加時に自動的に作成されているので、共有フォルダを作成します。

[コントロール・パネル] –> [特権の設定] –> [共有フォルダ]に進み、[作成] –> [共有フォルダ]に進みます。

ここで作成するフォルダの名前(私は「share」としました)を入力し「ユーザーのアクセス権限の構成」の「編集」をクリックします。

Turbo NAS ファイルサーバ編_02_共有フォルダ作成

このフォルダのアクセス権を設定できるので、必要なユーザーにこのフォルダに対するRW(Read/Write)権限を与えます。

 Turbo NAS ファイルサーバ編_03_共有フォルダのアクセス権

ファイル共有機能の有効化

Turbo NASではデフォルトでファイル共有機能が無効化されているので、これを有効化します。

ファイル共有はWindowsとMacそれぞれ別の方式があるので、それぞれを有効化する必要があります。

[コントロール・パネル] –> [ネットワークサービス] –> [Win/Mac/NFS]に進みます。

まずは「Microsoftネットワーク向けのファイルサービスを有効にする」にチェックを入れ、「ワークグループ」にWindowsで設定しているワークグループ名を、「スタンドアロンサーバ」にチェックを入れ て、「適用」をクリックします。

Turbo NAS ファイルサーバ編_04_ファイル共有の有効化

Appleネットワークタブに移り「AFP(Apple Filling Protocol)を有効にする」にチェックを入れ、「適用」をクリックします。

Turbo NAS ファイルサーバ編_05_AFPの有効化

NFSはLinuxを含むUnix系のファイル共有サービスなのですが、今回は用がないのでスルーです。

これでTurbo NAS側の設定は終わりです。
次はクライアントのWindows/Mac側の設定に移ります。

WindowsからTurbo NASのファイルサーバ機能を使う

(画像は割愛)

Windowsではエクスプローラーを開き、上部のアドレスバーに「\\[Turbo NASのアドレス]\」を入力します。

初回はログイン情報を求められるので、作成したユーザーのIDとパスワードを入力してログインします。

ずらずらっとフォルダが表示されますが、homeとshareとMultimediaにファイルを置くことができればOKです。
このhomeフォルダが個人フォルダ、shareが共有フォルダになります。
あとはこのフォルダをネットワークフォルダとして登録しておけばいつでも使えるようになります。

Multimediaフォルダは音楽とか動画ファイルを置いてPS3やiPadから見るのに使います。

MacからTurbo NASのファイルサーバ機能を使う

Macからのファイル共有は自分でも初めてだったので、備忘録も兼ねて詳しく書いておきます。

まずFinderの「移動」から「サーバへ接続」をクリックします。

「サーバアドレス」に”smb://[Turbo NASのIPアドレス]”を入力し「接続」をクリックします。

Turbo NAS ファイルサーバ編_06_Macからマウント設定

「登録ユーザ」を選択してユーザー・パスワードを入力、「このパスワードをキーチェーンに保存」に チェックを入れて「接続」をクリックします。

Turbo NAS ファイルサーバ編_07_Macからマウント設定

「home」を選択して「OK」押せばマウント完了です。

Turbo NAS ファイルサーバ編_08_Macからマウント設定

同じようにshareもマウントしておきましょう。

次回は個人用のファイルサーバ編

以上でTurbo NASの基本機能であるファイルサーバの設定が終わりました。
homeフォルダの読み書きはもちろん、別々のユーザーでshareフォルダを使ってファイルの共有ができることを確認してみてください。

次はMacのTimeMachine用ディスクの設定を行います。



3 Responses to “お父さんのためのTurbo NAS講座 -ファイルサーバ編-”

  • Masa より:

    下記についてご解説よろしくお願いします。

    「Turbo NAS講座」を参考にさせていただきセットアップ(QNAP NAS TS-220)を進めてきましたが、QNAPを立ちあげた画面(ログイン ネットワークドライブ 設定 詳細 リフレッシュが並んでいる画面)で、ネットワークドライブをクリックすると下記のような表示が出ます。

    1. どの箇所を確認すれば良いでしょうか。

    サーバ“10.0.1.X”への接続で問題が起きました。
    サーバが存在しないか、現在利用できません。サーバの名前または IP アドレス、
    およびネットワーク接続を確認してからやり直してください。

    2. どこか設定する箇所があるのでしょうか。

    バックアップ用としてTS-220のUSBポート(本体後)に外付けHDDを接続し、バックアップマネージャ→外部ドライブ→ジョブの作成→同期化ジョブウイザードに従って進めましたが、「複数のホルダペアを設定する」画面で、ソースフォルダをクリックしても、Download・Multimedia等のホルダーが表れるだけで、内蔵HDDが選べません。

    ちなみに、導入編から基本設定編・ファィルサーバー編へと進めてきましたが、NAS初心者のため理解不足で悩んでいます。
    現在は、Desktop管理画面にて基本設定は一応できています。
    使用PCはMacBookです。

  • ふぁた より:

    Masaさん
    返事が遅くなり申し訳ありません。

    >QNAPを立ちあげた画面(ログイン ネットワークドライブ 設定 詳細 リフレッシュが並んでいる画面)

    この部分がよくわからず。
    「QNAPを立ち上げた」ではなくQNAPにログインした状態でしょうか?
    しかし、この画面表示にはならないと思います。

    >サーバ“10.0.1.X”への接続で問題が起きました。
    >サーバが存在しないか、現在利用できません。サーバの名前または IP アドレス、
    >およびネットワーク接続を確認してからやり直してください。

    メッセージ内容からして、明らかに接続できないようです。
    QNAPに設定したIPアドレスにPingは届きますか?
    MacでPingを飛ばす方法はご存じですか?
    ターミナル(または端末?)を起動して”ping [QNAPのIPアドレス]”でネットワーク的に到達できるか調べます。

    外部USBへのバックアップは、すいません、こちらでもまだ試しておりません。

    • Masa より:

      返信ありがとうございました。

      QNAPを立ちあげた画面とは「QNAP Finderを起動した画面」のことです。
      取扱説明書
      http://docs.qnap.com/nas/4.0/jp/index.html

      上記について、ネットワークサービス→Win/Macの設定をやり直したところエラー表示は出なくファィルにも接続できました。

      なお、外部USB-HDDに対しては、フォルダー単位でのジョブ設定となることが分かりました。

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